チョコ＋コーヒー　ビチェリン

 
昨日のエピファニアを過ぎて、こちらではクリスマスがひとまず終了。
今年は来週から再開する企業やお店も多いようです。
昨日からミラノでもバーゲンが始まりました。
都市ごとに開始日が設定されていますが、
昨年1月2日に始めていたミラノでは、今年は繰り下げ開催。
「6日なんて観光客はもう残ってない」
「2日も6日も同じ、バーゲンは季節の終わりにやるものだ」
いろいろ議論があるようですが、どちらの意見にも賛成。
こちらでは破けていたり、ボタンがないものも平気で店頭に並んでいますので、
試着する際は、貴重品に気をつけながら、お洋服のほつれなども
よーくチェックしてくださいね。
さて、今日はトリノ名物ビチェリンのリキュールをご紹介。
ビチェリンというと
ホットチョコにコーヒーと泡立てた牛乳を混ぜた飲み物。
Al Bicerinというトリノのお店が有名です。

こちらのリキュールは昨年、
アルティザン・フェアで買ってきたのですが、
売り子のお姉さんいわく
「そのまま飲んでも美味しいけど、
私はコーヒーで割るのが好き」ということで
両方試してみました。
リキュールはジャンドゥイオッティ（ヘーゼルナッツのチョコ）の
まったりした味わい。
甘味にトロけて、お酒特有のツンとくる感じはありませんでしたよ。
そして私もコーヒーで割るのが美味しくて好きでした。
日本だとコーヒー＋チョコって普通によくあるけど、
こちらだと邪道扱いされちゃうのであまり口にする機会がなく、
新鮮でおいしかったです。
日本のモカより濃くて、トロトロした口ごたえ。
体が温まる冬の飲み物でした。
ミラノに来られる方はぜひ、トリノにも足を運んでみてください。