ミラノから頑張れニッポン

東北大震災の被災者の方にお見舞い申し上げます。
放射能漏れ、心配です。
避難生活を強いられる方を、もちろん地震被災者の方も
国を挙げて支援していってほしいです。
イタリアは、明日が統一150年の祝日とあって、
お祝いムード。
私はお店で1日中NHKニュースを見てはメソメソしています。
そんな私を見かけては近所の方、お得意様、
みなさん声をかけに来てくださいます。
「私たちの心は常に皆さんとともに・・・」
天皇陛下のお言葉にもありましたが、
ミラノ市民からも同様のメッセージを多くいただいています。
本当なら、日本に帰って何かしら、できることをしたいのですが、
今は帰れる状況ではないので、この場を借りてお伝えさせてください。
イタリアも地震国なので人ごとではないのだけど、
日本人の落ち着きには驚いているようです。
給水を受けるのに列を作っている日本人の忍耐力と礼儀正しさ、
他人を思いやる心。
(イタリア人は自分のことばかり話してしまって、
人のことは後回しになってしまうのだそうです。)
つらい思いをしていても、つねに笑顔で応対する強さ。
つねに取り乱すことなく、頭を上げて前を見つめるところ。
いろいろお褒めの言葉をいただき、
そんな日本人を応援してます、とのことです。
お国の一大事なのに、イタリアでのほほんと暮らしている、
と思われているかもしれませんが、
帰りたい、帰ってみんなといっしょに日本のために尽力したい、
という思いは持っています。
今は帰れない分、こちらで日本のよさを伝える活動をしています。
募金も少し集まりました。
イタリアへ納める税金を脱税して・・・ですが。
今、縁あって日本のものをお店で売るようになってきていますので、
これから停滞するであろう日本の経済に貢献できればいいのですが。
もともと商人というよりはジャーナリストなので、
後者の方で少し頑張ります。
この危機をどう乗り切るか。
落ち着いて、踊らされずに、冷静に判断して行動してください。
そして、被災者のことを第一に考えて、
我欲に走らないように。。。
パニックは怖いことです、
通勤に時間がかかること、停電による混乱、
被災者でなくともさまざまな問題が出てきていると思いますが、
東北の寒い地方で、エネルギーなしで
避難生活を送っている人のことを考えれば、
我慢できる。。。かな?
世界中が日本の復興へのパワーに注目しています。
つねに上を向いて(そう、涙がこぼれないように)
頑張ろう!
いっしょにガンバロー!!
頑張れ、ニッポン!!!

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