デザインとエコ

JUGEMテーマ:イタリア


Fuorisalone、Via Tortonaに行ってきましたよ。
今年は「リサイクル」というところが目につきました。
昨年はなんでもかんでも「エコ」と言っていたような印象がありましたが
一歩進んで、具体的な提案としてのリサイクル。
ハンドメイドのお店を始めてから、デザインへの興味が減りました。
というか最新技術への興味が。。。というべきでしょうか。
うちのお店にあるのは、いびつな手作りのカップだったりするので、
スタイリッシュな家具とは違う世界にいる、と思っていたのですが、
実はそうでもないなーと気付きました。
手作りマグだからと言って、昔ながらのちゃぶ台が似合うというわけでもなく、
それだと逆にシミったれてしまう気がします。
カントリー調だったり、シャビーな家具が好きだと思っていましたが、
黒でシャープなデザインだったり、
鮮やかな色遣いで曲線美が美しいテーブルに、
意外なほどマッチする、手作りほっこり系の器たち。
新たな発見にわくわくしてしまいました。
そして、逆に言うと、
スタイリッシュなデザインに囲まれた生活のなかにも
一部分、手のぬくもりのある小物を入れてほしいなぁと感じたのでした。
ところで、
昨日はデコ・アーツ・リングでお馴染みのバルバラさんの
ギャラリー内覧会のような催しに行きました。
http://www.uderzo-designer.it/uderzo/i_index.html
http://www.exibart.com/profilo/eventiV2.asp?idelemento=101297
6月に日本に行こうとしていたようですが、
取りやめた、とのこと。
モランディ展も中止になるし、
日本人のイタリア人への心象が悪化してしまうことが心配で、
こういう時こそ行くのが大事、と思ってみたのですが。
たとえば銀座のギャラリーで個展を開いたとして、
放射能の心配はしないとしても、
今、日本人の購買意欲がどのくらいのものなのか、
そちらの方も気になります。

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