ミルフィオーリ

 
日本で特に人気の高い、
ベネチアン･ガラスのミルフィオーリ。
金太郎飴のようなガラス棒。
神戸の工房、ダニエリ神戸さんがブログで紹介しているので、
リンクをはっておきますね。
http://ameblo.jp/danieli-kobe/entry-10964904219.html
写真をたくさん公開してくださっているので、
分かりやすいと思います。
そう、イタリア製か中国製かを見分けるには均一性を見ろ、と言われるくらい、
イタリア製のものはバラバラ・マチマチなのだそうですが。
イタリア人いわく、
日本人は本当の美を理解する、
禅の精神があるから、偶然性による美を分かる・・・
とのことですが、
全然、禅とは関係なく、
ふつうにイタリア人の作るものには
彼らが天性的に持つアート性が散りばめられていて美しい。
機械的に、マニュアル通りに、流れ作業で作ってるものとは、明らかに違う・・・。
失敗した部分をアッと驚く小技でカバーしてるのを発見した時など
本当にこの人たちは天才だなーと思うものです。
イタリアで個別包装のチョコレートを買うと、
だいたい1袋に1つは中が空っぽのものが入っていたりして、
え？中、空気だけ？？？
怒る気になれず、これも一種のアートだよね、と思わせてしまうのが
イタリア人、なのです！　
（あれ、そうかな？？）
そんなイタリア人が、お店に来られて、
日本の芸術の完璧性、緻密さが好きだ、と言われると
正直、矛盾というか、違和感が生じます。
日本人とイタリア人って正反対の国民なのかな・・・。