今日、お店にインド人が2人来ました。
マグカップについて「いくら?」と聞かれたので16ユーロと答えると、
料金表にある10ユーロってのはどれ?と言われ、
グラス(日本の湯飲み茶碗)を指差すと、
じゃぁマグ2つちょうだい、と。
そもそも、インド人にとっては、イタリア人にとってもそうですから、
マグに16ユーロなんて、ありえない高金額なはずなのです。
2つも買うなんて、変な人たちだなーと思ったのですが。
100ユーロ札を出してきたので、
本物かどうか確かめていると、カウンターの中に入り込んできて、
私が確かめている姿を眺めていました。
カウンター内に入られていることに気づいていなかったし、
金庫がここにある、というのを見られて、まず、ビビりました。
お金は本物かもしれないけど、お釣りが足りない、と答えると
いくらあるの?見せて?というので
全部出して見せたら(そもそもコレがもうアウトですが)
ひったくられ、数えだした。
50ユーロ札持ってないの?
持ってない。
50、持ってないの???
ない、ない。
で、そのお釣り、返してもらって、
100ユーロ札もお返ししたのですが、
持ってるお金、それで全部(60ユーロほど)?と聞かれ、
そう。お金、ない。今日、銀行休みだし。。。と答え、
じゃぁ両替してまた来る、
と言って、それっきり。
さて。果たして何者だったのでしょうか。
1)偽100ユーロを使いたかった
2)50ユーロ札がどーしても、欲しかった
3)うちが普段いくら常備してるか確認して、次に強盗に来ようと思っていた
心配なのは3番のケースです。
金庫の場所も、中身も知られてしまいましたから。
ま、60ユーロしか持っていない店に強盗には来ないでしょうけれど、
1人でお店番をしているので、地下のトイレに行く時間は無人になり、
小さな金庫など簡単に持ち去られてしまいます。
今までインド人のお客様、けっこう来られてましたが、
布モノや陶器は買った方はいらっしゃいません。
和紙のしおりだったり、
和布のはぎれだったり、
インドじゃ手に入らない日本の伝統工芸品が売れていました。
それでも、小額でも、きちんとお金を払って買っていってくださるお客様でした。
なのでインド人に対する悪い意識がまったくなかったもので、
余計に、何しに来た人たちなのか、勘ぐってしまっています。
なんで、そんなに50ユーロ札が欲しかったのか、
50ユーロ札欲しさに16ユーロのマグカップ2つ、インド人が買うだろうか。。。
気になって仕方ありません。
それに、50ユーロ札が欲しかったのだとしたら、
両替してまた来る、って言う必要ないですよね。
気になるぅー!
と同時に、
男の人が2人でお店に来ると、やっぱりコワいと感じてしまいます。
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