ミラノと自転車

JUGEMテーマ:イタリア
阪急イタリアフェア、まだまだ開催中ということで、
今日はミラノと自転車のお話。
少し前にクイズ形式で掲載したアルテディのリング。
自転車タイヤ内部のチューブ(空気室)からできていたもの、でした。
 リサイクルジュエリー アルテディ
どんな人が乗っていた自転車だったのかな、
どこを走り抜けたのかな、
そんなことに思いを馳せると、
気持ちがふっと柔らかくなる、
そんなリングです。
イタリアの自転車デコは、
ちょっとショボいです↓

さて、ミラノと自転車というと、
ついこの間、12歳の少年が帰宅途中にトラムにはねられ、
死亡するという事故がありました。
不法駐車の車の後部座席にいた女性が急にドアを開けたため、
避けようとして、あるいは押されて転倒し、
トラムひかれた、と言われています。
運転手、ドアを開けた女性も警察に聴取を受け、
この一帯に不法駐車されていた、すべての車保持者への聴取も行われているようです。
車社会のイタリア。
ミラノは駐車スペースが少ないため、路上駐車が多く、
時に(今回の事故のように)2列での駐車になり、
それがトラム・バスの通行を妨げ、さらなる渋滞を引き起こす、
ということが多々あります。
そして、大気汚染も規定値を超え、
日曜ノーカー・デーが設けられ、
家族で自転車で出かける姿が微笑ましい、という光景も見られます。
そして、こっちの自転車って
古くてぼろぼろのものにも味があるし、
新しいものはデザインが本当にカッコイイ!
ミラノ前市長が自転車専用スペースを作る、と言って
実現しないまま退任しましたが、
自転車人口は増えている様子。
自転車シェアリングのシステムもあって、
市交通局が主要ポストにステーションを設置し、
好きなところで好きな時に乗り降りできるのが便利。
市外からの通勤者が郊外の駐車場に車を置いて、
そこから市中心部まで自転車を利用したりしているそうです。
アルテディのタティアナさんは、
この自転車ジュエリーは、いつも品薄・・・素材のチューブって
そんなにたくさんあるわけでもないから・・・
と言っていたことがありましたが、
これから増えていくのかも。
ただのタイヤのゴム、と思うのでなく、
そんなことも考えながら見てみると、楽しいと思います。
うめだ阪急のイタリアフェア、15日までの開催です。

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