雨のサローネ

JUGEMテーマ:イタリア
今朝、地下鉄車内入り口付近に3人の日本人らしき若者がいました。
おそらく、サローネで来ていると思しき人たち。
市内のホテルを取るのが難しく、郊外から通う人たちも多く、
毎晩、大荷物を抱えた外国人を多く目にします。
そして、この朝の地下鉄。
イタリアでは降りる前の駅でもう降りる準備を始めます。
私の前にいたオバサン。
次の駅で降りるのに、目の前に3人の外国人の姿。
イタリア人には「あなた次で降りる?」と聞いて
入口付近までたどり着いたものの、
3人のアジア人を前にオロオロ。
いらいらした様子でしたが、
次の駅に着いたと同時に、その日本人らしき人たちは
さっと降りて脇によけていました。
さすがーー。日本人!!
と誇らしげに思ったのでした。
おとといは乗降口に大きいバッグをドンと置いたスペイン人。
次で降りないといけないんだけど、と声をかけると
「踏んでっていいから。問題ないから」と。
おおらかなんだけど、問題解決になってるようななってないような答えに
ちょっと戸惑いつつ、本当に踏んでしまいました。
それでも怒られないから、ま、いいのか。
今朝はバスの中にもスペイン人。
おおらかなので、人の傘が足にひっついてしまっても怒らないけど
自分の荷物が人に当たっていても気にならない。
日本なら「リュックは下におろしなさい」と怒られそうなところ。
アフリカ人とかは道でよけない代わりに
そのせいで人とぶつかっても気にしない。
いろんな文化があるけど、その中で生きるのも、けっこう大変。
 
町のあちこちで可愛らしいアートを見かける
ミラノ・デザイン・ウイーク。
ナヴィリオ運河に釣り人登場かと思いきや、
左のポールにはベリーダンス用の?パレオ、
中央と右のポールには楽譜がかかっています。
アートなんだか、よく分かりません。
左のだけみると、駅前でエジプト人が経営している露店のようだし。
あ、これ、うちのお店から見える風景の写真なので、
何が何だか分からないと思うのですが。
雨が降っているので、
数メートル先にまで足を運ぶのも億劫。
せっかくのお祭りウイークなのに
雨でちょっと残念なことになってしまっています。
毎晩あちこちでお酒が振舞われるイベントが開催され、
人々が夜な夜な外に出て、
不況を吹き飛ばせ、とばかりの、楽しい1週間のはずだったのに。

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