全てのものに意味がある

ひとりごと
浅井長楽園さんの和紙

今、京都の浅井長楽園さんの京染和紙をオンラインショップにアップしているのですが、柄の持つ意味を説明しようと思い、調べて翻訳しています。

購入してくださる方に口頭で説明すると、日本ではすべてのものに意味があるのよね、と感心されます。日本に行ったことがある人や日本人の友人がいる人は知っていて、興味深く話を聞いてくださいます。

で、名前を聞かれることが多くて、Mayumiです、と言った後、ついつい漢字も説明してしまいます。習慣的に言ってしまうのだけど、これが好評で、皆さん歓喜されます。名前一つにそんな大きな意味があるの?って。

こっちでは聖人の名前から取ることがほとんどで、ヴェネツィアでは守護聖人のマルコが多かったり。マリアだとたくさんいるから区別するためにマリア・グラツィアとかマリア・クリスティーナだったり他の名前がもう一つついたり。

あと、祖父母の名前をもらったって人が多いのが、驚きです。素敵ですよね。

今はそんな、ひとつ一つの意味の重要性も薄れてきているのかもしれないけど、大事にしてほしいなと思います。口に出さなくても伝わる思いや願い。日本人の細やかさ、ナイーブさ。

若い人達は知らないであろう日本の文様の意味、一緒に勉強しましょう。面白いですよ!

青海波

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