エコ関連ボーナス

ミラノで開催された若者気候サミットに、環境活動家のグレタ・トゥーンベリさんが参加し、政治家は口ばっかりというような演説をしていました。リュックを背負って電車移動でミラノ入りしたそうです。

このイベントに伴い、ドゥオーモ付近に設置・展示された様々な地球儀。

イタリアではＥＵからの資金を使い、様々なエコ・ボーナスがばら撒かれています。自転車購入費とか、つい最近は新世代テレビ購入への低所得者向け割引をやっていたり。庭の整備とか、水道工事とか、もう補助金ラッシュ。

ところで、10月から光熱費が値上げされます。政府の介入により値上がり率は電気29.8% ガス14.4%となりました。それがなければ45-30%上昇していたとも言われています。この支払いに関しても、援助金の準備がされているそうです。

ボチボチ寒くなってきたし、心配な暖房代。ミラノの多くの集合住宅は集中暖房システムを使っていて、建物全体を1つのボイラーで温めています。暖かいお湯が管に回ってくるシステム。賃貸住宅だと、家賃とは別に徴収され、月1万円を超える場合も。無駄にいつも暖かくなっていたりするので、戸別暖房に付け替える場合の補助金も出ています。

ばらまき感が半端ない補助金政策ですが、何より首相は元欧州銀行総裁のドラギさんですから、信用してます。人の話を聞くという特技が首相に求められているのか、疑問に思っているのですが、いかがでしょうか。