イタリア大学生と卒業

お店のこと
sdr

今日お店に来てくれた男の子。大学を卒業するので、友達にプレゼントを探しに来た。イタリアでは卒業の時期はまちまちで、単位を取り終えて、卒論を仕上げたら最終試験に挑むという感じ。なので人それぞれ、自分のペースで準備をして、時期を決める。1回10人くらいとかで、それぞれ友達、同級生、家族が見学する中で口頭試問に臨む。

試験が終わると月桂樹の葉の王冠を被って街を練り歩き、その間、友人たちが「ドットーレ、ドットーレ* 」と歌って讃える。というのがよく見かける光景。*dottore=doctor、大卒者に与えられる称号。

今日お店に来た子は、友達にお礼用のプレゼントを買いに来ていて、卒業パーティーに参加する友達もプレゼントをするんだけど、イヤリングだったら赤を探してる、って言うし、包装に赤を使ってくれ、と言われる。赤は卒業において縁起がいいとされる色なのです。

この学生さん、日本語を勉強していて、卒論のテーマは日本語と性差。女性語について、だそうで、難しかった〜!と言ってました。日本人にとっても難しいんじゃないかな?イタリアでは女性と男性で言葉遣いが違うなんてないし、 英語でもあまりないのでは? 日本語を勉強している外国人は本当にすごいと思います。

月桂樹の王冠、折り紙での製作を頼まれることが何度かありました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました