8センチほどの小鉢を買ってきました。
ジュエリーの展示会で使おうと思っています。
Martino Vertova (マルティーノ・ヴェルトーヴァ)さんの作品は
ミラノではVia Moscovaに取り扱い店があるそうです。
ガラスにカラフルな縁どりをした明るく可愛い食器たちと
ゴールドやプラチナを練りこんだシリーズと
可愛らしいんだけど上品で、独特のフォルムをもった
1点ものの手作りのガラスの器です。
マルティーノさんはミラノのアルティザン・フェアに参加していたのですが、
今年はブースが隅っこにあり、
(私にしてみれば見つけやすい場所なんだけど)
人通りが少なくて、売り上げもいまひとつだったそう。
それでも私が商品を選んでいるときには、多くのイタリア人が来て
価格を聞いてはため息をついて帰っていく、
という光景が見られました。
そう、彼の作品は手作りの1点ものだし、このシリーズには
ゴールドも使われているし、決して安くはないのです。
みんな「きれいね」「すてきね」と言って通りすぎてしまいます。
それでも彼の作品は“本物志向”のイタリア人から
高い評価を受けているそうで、かなり売れているものなんだそうです。
マルティーノさんは真のアーティストといった感じの人で
私が商品を選んでいるときも
「それは、ここがちょっとうまく出なかったものだから」とか
「ちょっと待って。汚れてるから、それは売れない」とか
え、私が拭くからいいよ、そんなのと言っても聞かない人で、
作り方や、自分が力を入れた点など、作品に対する思い入れを
物静かに、でも熱く語ってくれました。
私が展示会でジュエリーを入れて使うというアイデアを
とても気に入ってくれて、「下に粗塩を敷くんだよ」とか
「イタリアの海の白砂なんてどう?」とか
彼自身と彼の作品がジュエリー展に出るかのように
いろいろアイデアを出してくれました。
ブレラやガリバルディ通りへショッピングに来ることがあれば
ぜひこんなアーティスティックな彼の作品を探してみてください。
ホームページは今、製作中だそうです。
www.martinovertova.vom
ジュエリーの展示会はこちら
IJT[国際宝飾展」1月27日~30日 東京ビッグサイト
www.ijt.jp
ガラスのお皿 Martino Vertova
JUGEMテーマ:イタリア
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