ミラノで今、ちょっとした流行になっている
レース編のアクセサリー“Laurarte”(ラウラルテ)。
今年のアルティザン・フェアに参加し、
人気が爆発しそうな勢いです。
母のラウラさんはフランスに長いこと住んでいて、
マクラメを勉強したんだそうです。
娘のセリーヌさんが、それをアクセサリーにできないかと考え、
試行錯誤の末に5年前に誕生。
お店を開いてからはまだ1年ほどだそうです。
「特許が取れてしまって・・・。
こんなに早く取れると思ってなかったんだけど。
それで慌ててお店を開いたというわけ。
根強いファンの人がついてくれて。
でも、今年このフェアに初めて参加してみて
めちゃくちゃ売れてビックリしてるの」
24歳のセリーヌさんが話してくれました。
レース編みを糊で固めてパキパキにしたような触感なのですが、
特許を取得したという製法はヒ・ミ・ツ。
この特許製法により、色と形を自在に操れるのだといいます。
大ぶりなピアスをしたいけど重い・・・
それで考え付いたピアスなのだそうです。
「ターゲットは20-35歳で考えていたんだけど
14歳の子が初めてのアクセサリーとして買っていってくれたり、
この展示会では50代の人がたくさん買っていってくれてるの。
意外と幅広い年代にうけるんだということが分かったわ」
屈託のないセリーヌさん。
商品について話し出すと止まりません。
「そうね、たぶん、どことなくおフランスなところも
人気の理由のひとつなんだと思う。
とにかくうちでしか作っていないものだし、
イタリア人は手作りのものを高く評価するから。
色バリも豊富で、季節ごとに違う色を買っていく人もいるの。
日本人が好きなデザインや大きさ、色を教えて。
何でも作るから。作るのが大好きなのよ。
お店で作業してるから、いつでも遊びに来て」
というわけでお店はこちら:
Via Melzo 12, Milano
www.laurarte.it
追記
https://www.titabijoux.com/
その後、Tita’と名前を変え、一時はブレラ地区にお店を構えていたのですが、コロナ禍で閉店しました。
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