モーダの街ミラノ

JUGEMテーマ:イタリア

今週は水曜日からのMODA MILANOの開幕と同時に
急に気温が上がり、一気に「春が来た」という感じのミラノ。
ファッションショーの開催時期は街全体に活気が出るというか、
明るく華やかになりますね。
今日の予報は最低気温が7度と、
先週までは最高気温でも5度ほどでしたから、
モーダが春を運んできた、といったところでしょうか。
今日はネットでNEXT GENERATIONという
若手のファッションショーの様子を見ましたが、
コンクールで選ばれた30歳以下の若きデザイナーさん達、
若いのにみんな堂々としていて貫禄すら感じられ、
やはりミラノはファッションの街なのだなぁと思ったのでした。
(お洋服についての批評などはプロの方にお任せします^^;)
この街に生まれ育つ、あるいはここでファッションを学んだ人達は
年2回のこの華やいだ時期を、毎年目の当たりにして過ごしているわけですから、
環境によって育てられてきたというのか。
伝統伝統といってなかなか新しいものが出てこない
イタリアン・ジュエリー界とはえらい違いです。
以前、ジュエリーの職人さんのもとで修行をする若い子たちが
「チャンスを求めに海外に行く。オランダかパリ」だの
「成功したいと思う人はみんな海外に行ってしまった」だの
話していましたが、
先日紹介したジュエリーのセレクト・ショップ
「マテリア・イン・モビメント」のデザイナーさんたちも
海外で活躍している人の方が多いくらいでした。
http://www.materiainmovimento.it/
話がクネクネしてますが、
コンテンポラリー・ジュエリーの街といえばアムステルダム。
私の好きなジュエリー作家さんに
Sebastian Buescher
という人がいますが、彼の作品が自販機で売られている、
と聞いたことがあります。
ミラノも昨日書いたUrban Wine Shopping Storeのように
新しいことを発信してはいるのですが、
住んでいるから気付かないのか、広いからフォローしきれていないのか、
それともやはりイタリアという伝統大国のせいなのか
斬新なことがあまり出てきていないようにも感じます。
そして話は戻りますが、
でもこうしてモーダの季節がやってきて、
やはりミラノはファッションの街、
ファッションの分野ではまだリーダーとしての位置を保っている、
街全体がモーダの街として若手を支援し育てている、
などなど、
ミラノがファッションの街としての誇りを持っているのだなぁ
ということを感じたのでした。
花粉症で頭がもうろうとしていて・・・
すみません。

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