ミラノ中央駅でびっくりされた方もいらっしゃるかもしれません。
収容しきれない移民が突如、送られてきました。
受け入れ先も準備できておらず、駅の中2階に”隔離”されていたようです。
知らん顔のビジネスマン、嫌な目つきで見る人、楽しい旅行で満面笑顔の外国人・・・
と対比する画像がTVで流れていました。
FBで友人がその友達の投稿をシェアしていました。
駅にこんな形で「閉じ込める」なんて、イタリア人でいることが恥ずかしい、と。
そして翌日、中央駅に届けられた善意の食べものの山に「満足」と。
こういう人、大嫌いです。
自分は何した? って。
そして、善意の品を届けた人たちをエライというけれど、
(えらい、ですけどね)
じゃぁ道端で、電車の中で物乞いをする人たちに何かしたことある?って。
明日のことを考えられない人たち。
アジアの国では移民に放水していたけれど、
イタリアでは救助に向かう。
そして、収容所がない、と。
受け入れ態勢もできていないのに、いきなりミラノに移送。
マラリアの心配まで持ち上がりました。
人命が何より大切な国だから、人質解放にお金を払うのだそうですが、
そのお金がテロに使われ、テロリストと一番近いところにいるのがイタリアですから。
観光地には送るな、とか、伝染病の検査をしてからにしろ、とか
北側の市長、州長は大反発。
そして、ミラノとは別に、フランス国境ヴェンティミリアでの移民も話題に。
南仏ニースへつながる国境。
ニースに行ったときはホームを渡るだけで国境審査なんてなかったのですが、
今はフランス側からブロックされているらしく、
400人だかの黒人がヴェンティミリアに足止めされているようです。
正直、よく分からないのです。
TVでは、有効な切符を持っていたのに追い返された、と抗議しているのですが、
「つか、パスポートは有効なの?」。
自由・平等・博愛の国フランス、というけれど
博愛精神はどこへ行った?と揶揄するイタリア人。
フランスのこと、すごく悪く言ってるけど、
私にしてみれば、フランスが正しいよ。
リヨンに行ったとき、4人がバスからつまみ出されました。
パスポートのない人すらいたのですから当然じゃないですか。
そのときはイタリア人って本当いいかげんだな、と思っていたのですが、
実は「あわよくば」くらいに思っていたフシもあるのかも?
切符は買ってくれるわけだし、うまくフランスに入ってくれれば、
難民手当も支給しないで済むし、移民も減る。
ほんとに、後先考えない人たち。
私はアフリカ人は苦手です。
めっちゃくちゃ陽気なんですよ。
ちゃお~♥とか笑顔で物乞いにやってくる。
こっちがムスっとしてても、明るく陽気に話しかけてくる。
最後まで無視しても、笑って出て行く。
苦手なんです、そういうのが。
大昔、フィレンツェでスリに遭いそうになったことがありました。
黒人さんです。バッグに手をかけていたのに気付いた途端、
周りにいた黒人みんながおぉおぉおおお!と、大歓声。
盗む、ってのも嫌だけど、
日本と中国の違いも分からないから、
絶対チャイニーズと言われるし。
私もソマリア人なのか、ナイジェリア人なのか、さっぱりわかりませんけどね。
エチオピア人はなんとなく、体つきが違う感じがしたり、
セネガル人も多少分かったりしますが、
あとはさっぱり。
あぁ、あとフランス語話せるっていうのが、ちょっとうらやましいというか、
悔しい!って思っちゃう。
ま、いいんですけど。
私が心配なのは移民政策が変更になると、自分にも影響が出てくるかも、というところです。
イタリア人のここがキライ
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