プラごみ

お店のこと

日本の文化、

包む

について。

お店では折り紙を使った独自のラッピングが好評です。
日本に行ったことのある方には
「そうよね、あなた達のラッピングは素晴らしいのよね」
なんて褒められることも多く、
得意げに思っていたのですが、

先日届いた日本からの商品。
開けてビックリの厳重、慎重丁寧なラッピング。

2社さんからの荷物が同梱されていたので、
段ボール2箱が大きめの箱に入れられ、隙間にこの緩衝材。
これはドイツや北欧の人が受け取ったらドン引きするだろう。

Amazon見てよ。
売主さんの箱入り商品をAmazonの箱に入れるわけだけど、
すっかすかの状態で届くこと、ない?
(ひょっとしたらAmazon Japanではないかも?)

さらに、今回輸入したのは招福アイテムたちで、
個別箱入り包装されているんだけど、
箱を開けるとビニール袋に入っていたり、スチロールにくるまれていたり。
そして、それぞれ個別にビニール包装された商品はロットごとにさらにビニール包装。
例えば蛙2個で1袋、トラ猫2個で1袋、三毛猫2個で1袋といった具合。

昔は、日本人の包装は丁寧だな、安心だなと思っていたのですが、
エコ意識の高まるイタリアで、私も気にするようになり、
今回ちょっとイラッときてしまいました。
過剰包装です。やりすぎ。
箱に入ってるんだから、ビニール包装不要です。
せめてエコ素材使ってほしい。

日本の素敵な文化が世界から白い目で見られてしまう、
なんてことが起きてくるのかもしれません。

食器を輸出していただいている卸業者さんが
スイスだったかな、包装に紙を使ってくれと言われたそうです。
割れてしまわないか不安だったそうですが。

世界中へ輸出している業者さんには、
少し意識を変えてほしいとお願いすると同時に、
個人消費者も、できることから始める、というのを考えてほしい。
異常気象で大きな被害を受けている日本だけに、
もう少し危機感感じてほしいな、と思いました。

先日、プリンを買ったら容器の裏にアルミシールが貼ってあって、
はがすとプッチンプリンのように、お皿に取り出せるようになっていました。
ちょっとうれしかった!

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