ミラノ市とProtezione Civile(イタリア市民保護局)のウクライナ避難民支援窓口INFO POINTがミラノ中央駅に設けられています。
7日、ミラノに来るウクライナ難民は4万に上る可能性がある、と市長が議会にて発言しました。
「ミラノには2万2千人のウクライナ人がいて、それぞれ2人の親類が来るとすると、4万人になる」とのことで、ミラノ中央駅にインフォセンターを設け、近くでワクチン接種を受けられたり、義援金・支援物資を受け付けたりするそうです。
教会系慈善団体カリタス・アンブロジアーナには300を超すステイ受け入れ登録があり、親族が到着予定のウクライナ人からの問い合わせが相次いでいるとのこと。
州とも連携し、州内での連絡・調整も整備していくとしています。
シリア難民が大挙したときは、中央駅付近大変なことになっていましたが、親族の出迎えがある人がほとんどのせいか、今朝は落ち着いていました。
ミラノで言われているのは、家庭内で働いているウクライナ人が突然辞めてしまった、とか、ずっと泣いていて仕事になっていない、とか、そんな話。
もともと移民というより、出稼ぎくらいのスタンスでいるウクライナ人は、さっさと帰ってしまうのだとか。住み込みで働いていて身軽ということもあるのか。
介護の仕事は重労働ですから、「小麦粉やガソリン高騰より痛手になる」「コロナ禍の子供の自宅待機のあと、今度は介護。ミラノのマンマは大変」と話している人がいました。
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