IJT(国際宝飾展)まで あと2週間ちょっと。
特別賞にイ・ビョンホンさんが決まったとかで、
初日の会場は賑やかになるといいのですが。
うちのブース界隈は閑散としてしまうのかもしれません。
入場は業者のみ、事前登録が必要です(www.ijt.jp)。
ここのところ元気がないイタリアン・ジュエリー。
来週からMacef、VicenzaOroも始まりますが、
中国、タイ勢に押されっぱなし。
歴史・伝統に縛られて、新しいことをやりたがらない昔かたぎの人たちや、
新しい中小企業には、これらのフェアが手の届かないものとなっているようです。
そんな中小企業をピックアップして
どんどん紹介していきたいと思っています。
今日、サイト内にLaurarteさんのページを追加しました。
http://www.lazacca.com/laurarte/laurarte.html
母娘で始めたレース編みアクセサリーがブレイク中で、
生産に追われる日々。
彼女たちもMacef出展を検討していたそうですが、
何しろ出展料が高いと諦めたそうです。
昨年12月のアルティザン・フェアに参加して以来、
レース編みを糊で固めた大ぶりピアスの
人気が爆発中のLaurarteさんなのですが、
あちこちで類似品を見かけるようになりました。
「似たようなものなのに、スワロフスキが付いただけで
あたかもダイヤモンドが付いてるかのような値段なのよ」
と苦い顔をしている娘のセリーヌさんに
「最後に勝つのは正直者なのよ」と諭す母のラウラさん。
「洗練されたデザインに自信があるから、
真似する人のことは気にならない」ときっぱり。
どことなくおフランスの香りがするデザインが
おしゃれなミラネーゼの心をキャッチしています。
彼女たちの製法は特許を取得していて、
白いコットンで編んだものに、後で色を付けていきます。
この方法だと、色バリエーションが無限なのと
発色が鮮やかに浮き上がるのだそうです。
「仕上がりのクオリティを見るには裏返してみて」
とアドバイスしてくれました。
前にも書いたのですが、再度、工房&お店はこちら。
Via Melzo 12 (地下鉄赤ラインPorta Venezia駅)
Laurarte
JUGEMテーマ:イタリア
コメント