偽札

こぶしの花満開のミラノ。暖かくなって人出が増えると、同時に増加する物乞いと泥棒。ここ数日、お店には偽札を使おうとする人がちょくちょく来ます。行動パターンは同じなので、すぐ追い返すこともありますし、コロナ禍の規制に乗じて”からかう”ことも。

だいたい偽札使う人は、物を良く見もせずにレジに持って来ます。そしてプレゼントパッケージを要求。時間(と材料費)かけて包装したあとに出される偽札がどんだけ腹立つか！

怪しい人はすぐわかるので、包装前にお会計を、と言うと、何故だ？と聞かれる。偽札だったら嫌だから！と直球で返すと、ちっバレたか、って言う人もいるし、外国語で何やらまくし立てる人もいるし、忘れ物したから取りに行って戻ってくるから、と紳士的に逃げる人もいる。

今はコロナ対策でワクチンパスポート提示が義務づけられているので、怪しいと思う人にはパスと身分証明書を出してもらっています。

怒って帰る人もいるし、身分証明書忘れたって人もいるし、ちゃんと見せてくれる人には、〇〇さんですね、と音読する。パスの写真はスクショしてるけど、ここまですると、ただの客のフリして帰っていく。

ワクチンパスポート義務化は３月いっぱいまで。客が減るのではと心配もしたけど意外と良い面もあった。

物乞いの方はウクライナ戦争のせいか、お金あげてる人が増えてるように見えます。