母の日

今日は母の日。
 
イタリアの男の人は「お母ちゃんっ子」とよく言われたりしますが、
夜、スーパーに行ったところ、ケーキがたくさん売られていました。
母の日をお祝いするためかどうかは不明ですが
こちらではフェスタ・デラ・マンマ、フェスタ＝お祭りですから、
盛大にお祝いする日なのでしょうか。
お店でも、母の日キャンペーンをしていたのですが、
今日は男性のお客様が多く来られ、驚きました。
ふだん、本当に男の人は来ないんです。
可愛いものしか置いてないので。
それが、ショーウインドウを見て通り過ぎていたお父さんたちが
お店の中に足を踏み入れてくれて、
うちのおっかさんに・・・みたいなことをテレながら言っている姿に
けっこうジーンときたりして。
子供さんといっしょに来て、ママに何が似合うか探してごらん
とパパが言うと、自分たちがほしいものを「これー！」と言う子供たち。
ロッソラミーナさんのカップを見つけ、
ママにはどの色が似合うと思う？というと、2人の子供が同じ答え。
「じゃぁ、次、自分たちの好きなのを1個づつ選んで。
同じのが家族でそろっていると、キッチンが楽しくなるでしょ。
最後にパパにも1個選んで・・・」
こんな会話を聞きながら、家族っていいなぁと思いました。
ハートのオブジェを見つけて、その裏にメッセージを書き込んでいった人。
息子がプレゼントを買い忘れているといけないから、といって
何でもいいんだけど・・・とやっぱり恥ずかしそうに話す若いパパ。
母は死んでるんだけど女房にね、愛の象徴のようなものはない？という人。
みんな、プレゼントを選び終えると、次はカード。
その場でメッセージを書いていっしょに包装。
日本では母の日って、ラブの日だったかなぁ？
プレゼントを探すためのお店、となると出番が少なくて
儲けも少なくなっちゃうお店だけど、
今日はこんなんで、あぁ贈り物のお店って、素敵だなぁと
初めてそう思いました。
マンマ･イタリアーナとマンマの国・イタリア、万歳！！