スレブレニツァの悲劇、オランダの責任

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ボスニア虐殺めぐり、オランダ政府の責任を認定
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110705-OYT1T00988.htm

スレブレニツァにはオランダ人ボランティアがたくさんいます。
この村で起きたことは、この国だけのことじゃない。
この村の将来は自分たちの将来でもある、と強い責任感で働く人、
傷ついたのは彼らだけじゃない、オランダ人もオランダという国も傷ついた、と
絶望感の中、なんとか希望を探そうとしている人・・・
村のほぼ全男性8000人が虐殺されたと言われる・・・
しかも、たった16年前の事件です。
村の治安維持のために駐留していたのがオランダ部隊でした。
悲しみ、やりきれないつらさ、恥辱、責任・・・
重い、重い責任・・・。
「恥」という言葉を何度かオランダ人ボランティアから聞きましたが、
私なんて、スレブレニツァで何ができたかというと、
ただ
吐くだけ・・・・
でした。
セルビア勢力を率いていたムラジッチ被告はオランダ・ハーグの
国際法廷で裁判中。
セルビア人には彼を英雄視する人がまだまだいるし、
セルビア人の多くが
ボスニア人は国際社会からの援助金だけで生きている
と考えているようです。
日本の復興相の発言を思い出しましたけど・・・、
ボスニア・ヘルツェゴビナはまだまだ自分の足で立ち上がるところまでいっていない、
と言っても過言でないくらい・・・ダメダメな状況で、
もともと、ぐうたらな人たちなのですけど、
日本のODAも、ずいぶん無駄使いされているのを目にしました。
スレブレニツァにはたしか、日本の支援でフルーツの苗が植えられたはず。
実を付けるようになるまで3年とのことでしたが、
その実でできたジャムの日本への輸入の話は
今、どのあたりまで進んでるのかな。。。

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