実力以上の期待?

今日は日本も予選最終戦を迎えるのですね。
中継はないけど、フォローしようと思います。
中南米のためのワールドカップって感じですよね、しかたないけど。
もうちょっとオーガナイズを考えられなかったかなと、思えるのも事実です。
日本が残念な結果に終わり、哀しいなと思ったのは
元選手(元日本代表だったり、サッカー経験のある人)のコメントとして「実力以上のものを期待するのは」うんぬんかんぬん、という発言がいくつか見られたこと。
私は選手経験がないので、彼らの言うことには理があるのだろうと思っているのですが、
なんだかイタリアに5年住んでいる私からすると
どえらい後ろ向きな発言やなぁ
という感じ。
そんなことを口にする人がいる、ということ自体、とても異様に思えるのです。
話の流れや意図が分かっていないので、なんとも言えないのですが・・・、
監督批判にも聞こえるし、
(ザックさんのやろうとしていたサッカーが日本人のレベルからすると、まだまだ難しかったのかな、と思えたりもして)
もちろんマスコミ批判が大きいのでしょうけれど・・・。
マスコミが実力の差を無視して、
あるいは本当に分からずに、
期待させて煽って大騒ぎして、
というのが選手にとっては迷惑だったり重圧になるという批判の気持ちは分かりますが、
自分たちの限界を自分たちで決めてどうする、
って思うのですわ。
実力の差は歴然でも、試合って勝つためにするんじゃないの?
って。
いや、元選手が言うのですから、今の選手の気持ちを代弁しているのだと思うし、その通りなんでしょうけど、スタミナ体力、身体能力、個人技に圧倒的な差があったところで、それをカバーすべく戦術を練って、試合では全力を出すわけでしょう? そんな選手たちを応援しないでどうする?って、思うんですけどね。
世界に通用する選手も出てきて、フィジカル面での差はあっても、さらに上のサッカーを目指す、と言って、今の監督を選んだわけでしょう? 彼らの4年間を思うと、とても失礼な発言に思えて、哀しくなったのでした。
やっぱり日本人には「おしん」サッカーしかないのかな・・・
と思うと
哀しいんだよねー。
 

コメント

タイトルとURLをコピーしました