ストゥルッフォリ

JUGEMテーマ:イタリア
イタリアではクリスマスに何を食べるの?
愚問・・・でした。
地方によってさまざま。。。
料理だけでなく、祝う日も違うそうで、
南では24日のディナーがメインだとか。
私も日本式にそういうものだと思っていたのですが、
そっか、私の友達は南出身だった・・・。
ミラノではクリスマスを祝うメインの食事は25日のランチなのだそうです。
知らなかった。別の友達は総菜屋さんを経営しているから、
「うちではクリスマスというと25日夜なの」と言っていて、
25日のランチに招待されたこと、今まで一度もなかったー(ガーン)。
ミラノの人が「イブ(前夜)の夕食」と呼ぶ、南の人のクリスマスディナーでは
おもに魚を食べるのだそうです。
ミラノでは、トルテッリーニという卵入り手打ちパスタに肉などを包んで丸めたものを
コンソメスープ? あれ、日本語でなんていうんだっけ・・・お肉を煮込んで出汁をとったスープ。
ラザニアもクリスマスのメニューとして知られていますね。
そして、ドルチェ。
ミラノはパネットーネ。もう日本でもおなじみだと思いますが。
乾燥フルーツの入っていない、カステラケーキ風のパンドーロには、マスカルポーネと卵を混ぜて作ったソースをかけて食べたり・・・。
ナポリではこちら↓

ストゥルッフォリという小さい、丸い揚げ菓子。
これがツリーの形に貼りつめられていたり。
ナポリでは盛大に祝うという1月6日のべファーナの、魔女の姿に敷き詰められていたりするそうです。
このカラフルさがなんともナポリっぽい。
そして、パッケージはこんな感じ。
こてこてクリスマス―。このダサさがとってもナポリです(笑)。
いつの時代? みたいな。いけてない・・・。

 
またまたお隣のビンテージ屋さんのニコレッタさんが、持ってきてくれました。
この南の人の人懐っこさと、甘いもの大好き、食生活豊か、みたいなところ、大好きです。
イタリアにはもう飽き飽きしてきたし、「冬休み、ドイツに旦那さん探しに行こうかな」と言ったら、「人生変えたいと思うんだったら、ドイツもいいけど、南にも行ってみて」と、時々言われることがあるので、ナポリはちょっとキツいかもしれないけど、プーリアには行ってみたいな、と思っています。
先日のフェリー火災事故のあと、今日またギリシャ発イタリア行きの貨物船からSOSが出され、100人ほどのシリア移民が乗っていたとか。
火災のフェリーからは名簿にない人が大量に見つかっていますし、車庫の積荷の中にも移民を載せていたという話もあり・・・。
「なんでギリシャからオリーブオイルが運ばれてくるんだ、なんでそんなもののせいで火災が大きくなって人の命が犠牲にされるんだ」と言っている人もいましたが、シチリアに流れ着くアフリカ人とは違う問題を、ギリシャ~イタリアの海上は抱えていたんですね・・・そんなことが明るみに出た今回の事故。プーリア出身の友達はみんな故郷に帰っていますから、戻ってきたら話を聞いてみようと思います。

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