イタリアのコールセンター

JUGEMテーマ:イタリア
 
日本からの小包が届かず、何度か苦情の電話をしているのですが、
イタリアのコールセンターの何が嫌かって、
「私に何ができるの?」と聞いてくること。
日本では普通、「会社として・・・」という受け答えをすると思うのですが
こっちの人は「私は知らない」って・・・。
あなたのことは聞いてない、会社としてどうなの?というと
「そんなことどうして私が答えられるの?」。
この、スタンスの違い。
仕事をしている人は、
少なくとも私は日本では“いち社員として”
つねに振舞ってきたつもりだし、
おそらく日本ではそれが普通だと思うのですが・・・
自分の話すことは会社の意見。
そういう責任を持って、仕事をしてきていたと思っているのですが、
皆さんはどうですか?
「私は」と「私たちは」の使い方が明確なイタリア。
日本では主語を省略することが多いので、そういうところ曖昧ですが、
こちらは動詞の変化形で主語が限定されます。
「私は、私は・・・」というイタリアのコールセンターのシステムを見て
「あ~、やっぱり、この国、ダメだな・・・」
と思ってしまいました。
通話の記録も残していないんですよ・・・。
同じ件で何度も電話してるのに、前の人が何をして何を言ったか
記録してない。
苦情申し立てしたって、「言った」「言わない」で終わってしまいます。
イタリア人はもう分かっているから苦情申し立てなんて、しない。
だからサービスも向上しない。
ほんと、日本人が運営するコールセンターがあれば、
その会社は伸びると思います!
日本の業者さん、これからは郵便局ではなく
ヤマト運輸を利用しようと思いますので、よろしくお願いします。

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