イタリアの第２四半期のGDPは
第1四半期に比べ、
マイナス12.8%でした。
昨年同期比で17.7%減。
消費の落ち込みが激しく、
１６００億ユーロ、18兆円くらい？？
国民一人あたり2000ユーロの減少だとか。
お店経営は困難な時代です。
第２四半期はロックダウン期間を含み、
製造、生産がストップしたこともあり、
大事なのは次の四半期だと言われていて、
これ以上悪くならないという安心感か、
楽観傾向も見られます。
実際、お店をやっていて、
肌感として、そんなに暗い空気は感じず、
縮小はしたけど動きはあるし、
ネット販売では利用者の幅の広がりが好材料です。
イタリアって、例えば寒くなると、
ブルるる、、、っつって
家にこもっちゃうんですよね。
数日して、しぶしぶ外に出たりしながら
10日もすれば寒さに慣れて
元に戻る、という。
新型コロナ、マスク生活にも
ようやく慣れてきたようです。
夏休みで、エイヤっと外に出てみて
意外と大丈夫、って思ったのか、
元に戻ったかのように散策されてます。
2000ユーロって、元々そんなお金持ってたんかい、っていうような金額が消えた、なんて、信じがたいのですが、
仕事を失ってしまった人も多いし、
観光客がメインだったという子供服屋さんは、
売上が10%に、なんてことも言ってました。
まぁ、悲観的日本人の私に言わせると、
7、8月って元々売り上げ少ない時期ですから、
GDPの持ち直しには大した価値はないと思うのですよね。
お店も会社もロックダウン分を取り戻すために、今年は夏休み短縮されてますから、どの程度回復するのかが焦点です。
本当の勝負はクリスマス商戦。
フランスの感染者が爆発的に増えましたよね。
イタリアは1500人近くまで上がったものの、他の欧州諸国に比べ、少なく抑えられていて、それが自信になっているようです。
ピノキオのごとく鼻がピロロンと伸び、ご満悦でお買い物を楽しんでる感じ。
見ていて嬉しいです。
ウイルスによる打撃だけでなく
欧州のお荷物扱いされたことで、
傷ついていましたから。
長い鼻のまま、勢いで経済回復できそうな、
軽くてお調子者のイタリア、
うまくいきますように！！
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