グダグダ話

今日の話題は、日本人に関係ないと思うのだけど、

万が一、日本でも同じようなことがあった場合に。。。

(ない、って!)

イタリアではコロナ経済危機で、マフィアが暗躍している

というのは、もうコロナが流行って早々から言われていますが、

イタリアの新聞Corriere della Sera紙がキャンペーンを始めたようです。

マフィア・ルポのGomorra(ゴモッラ)作者で殺害予告までされたサヴィアーノ氏のビデオが上がっていたのを見てみました。

Videoのリンクはこちらから。

字幕付きなので、イタリア語勉強中の方にもおすすめです。

(いや、内容的には、全然、語学学習にはふさわしくありませんが)

大まかに言うと、

コロナで危機に陥っている中小企業やレストランが

マフィアによる高利貸しの餌食になろうとしている。

マフィアは困窮したレストランや企業に近づき、

支援を申し出、金銭を配っている。

お金を脅し取ろうというのではなく

助けようとして近づいてくる。

・・・

行く先は、自殺か告発か。

命を絶っても借金は消えない。

告発しようにも国の後ろ盾がない。

この後者を解決するためのキャンペーンのようです。

法整備を整えて、支援体制を作ろう、と。

で、これ見て思い出したんです。

知り合いの小売店さん。

もちろんロックダウンで厳しい状況です。

そこに紳士がやってきて、お店を褒めちぎり、大人買い。

再度来た紳士は、お店が好きだから無くなってほしくない、

助けたい、何ができる?と。いくら必要?って。

彼女は、厳しいけど人からお金借りるのは嫌だから、と

断ったのですが、

マフィアかも?と思っていたそうです。

で、彼女が言ってたことだけど、

知り合いの飲み屋は、もう事業売っちゃおうかな、と思っていたそうで、

そこにちょうど買いたいという人がやってきた。。。

でも恐ろしく安い値段だったので、迷っている、と。

今、売りに出ているお店もよく見かけるけど、

張り紙もしてないのに向こうからくるって、あやしい。

と、意外と身近でも耳にする、マフィアかも?話。

昔は用心棒代を取り立てに来て、断ると嫌がらせをされる、

という話とか聞いたことあったけど、

そういう怖い近づき方はせず、

弱みに付け込んで優しい顔で近づいてきて、

金払いがとてもいい、という。

私は日本人だから、そういうの、全然ないのです。

外国人だと、借金しても、国に帰っちゃえば、それまで

と思われてる。

うちの会計士さんに、そう言われたことがあります。

大丈夫かな、うまくいくかな、

と相談した時に、言われました。

加えて今は、ブレラ地区という、

マフィアの傘の下にいて安全、と言う人もいるくらいの場所にいて。

(あれ、こんなこと書いてて大丈夫かな)

家族経営とか、まっとうな人たちが困っているのは

日本でもきっと同じだと思います。

何とかしのぐ、乗り切る方法を考えようね、としか言えないのですが。

先日、ナポリ出身だという男性が来られ、

爆買い。値段も見ず、ポンポンと高い商品を買われ、

「ここって月いくらくらい売り上げあるの?」

と聞かれたとき、キターーーーーー!

と思ったのですが、

柔道のチャンピオンだとかで、

世界大会で日本に行ったこともある、と言われ、ひと安心。


大変な時だけど、心だけは健やかでいたいな、と思っています。

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