秋祭り

JUGEMテーマ:イタリア
 
うちの前の通りでメルカート(青空市)が開催されています。
年に一度のお祭り。
収穫祭的なイベントが週末各地で開かれます。
ミラノはあまりないけれど、秋の味覚が広場に並ぶピエモンテやトスカーナがうらやましく思うこの季節。
このメルカートは交差点ごとに遊戯施設、ミニ電車、トランポリンなどが設置されていますが、
中国人がトランポリンで遊んでるだけでした。天気が悪いせいかな。
そして、立っている市も、季節感まったくなし。
いつもの移民が中国製品を売るスタンドばかり。
写真では見づらいですが、家のすぐ下のスタンドはエジプト人の下着屋。
ブラジャー2ユーロ、パンツ1ユーロです。
隣の中国・洋服店はセーターが5ユーロ。
イタリアに来て、一番がっかりした光景が今、家の真下にて展開されています、めまい・・・。
イタリアのかかとプーリアの特産品(チーズやビスケットなど)を売っているというスタンドでは
いかにも、という背の低い浅黒い南イタリアのおじさんが、暇そうにしていました。
こんなメルカート、こんな収穫祭に何の意味があるんだろう。
せっかく年1度のイベントなのに、いつもと変わらぬ移民のくだらないものを売るばかりの市なんて。
うちのお店には最近、メルカートに出ないかという誘いがたくさん来ます。
秋の収穫祭から冬のクリスマスにかけて、メルカートで賑わうイタリアの町。
もっと日常的にメルカートの質が上がればいいのにな、と思うのですが、
免許制になっていて、もう枠がいっぱいで新規参入は難しく、
他国の移民がが日本人に権利を売るとも思えないし、
ほんと、イタリア、いけてないなーと思ってしまったのでした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました