テロ後・・・

JUGEMテーマ:イタリア
 
展示会シーズンを迎えるミラノ。
フランス新聞社テロ後、次の標的はバチカンだとイスラエルのTV局が報道しているそうです。
ミラノにお仕事で来られる方、不安に思われる方もいらっしゃるかと思います。
ローマが狙われていると言うのは、もう10年以上もずっと言われていると思うのですが。
日本だってテロがないとは言えないわけで、
自分の身は自分で守れるよう、心づもりをしておくくらいしか、ないのかなと思ったりしています。
警備を強化、と言っていますが、
市民の生活は特に変わらない感じがします。
ソーシャルネットワーク上では、
戦争が始まった
くらいのモノモノしさですが。
イタリアでまだテロが起きていないのは、
さすがにカトリックの総本山だけあって
遠慮しているのか、
それともマフィアの影響があったりするのかな、なんて思っていますが。
正月にズル休みした警察官が83%いた、とか、
今日のローマは厳戒態勢・・・サッカーのローマ・ダービーのため!とか、
イタリアってほんと、ゆるいな・・・笑。
ゆるゆる・・・。
厳戒とか、緊張感とか、ないです。
個人的に、黒人さんが重そうなリュック背負って地下鉄に乗っていると、
中身、何?って気になったりしますけど。
どうなのかな・・・入国審査に時間がかかったりするのかな、しないだろうな・笑。
アパート前の銀行のATMが爆破されたときも、
警察が来たものの、道路封鎖して検問するでもなく、
夜だし何もすることないっか・・・くらいに、すぐ帰ったし。
防ぐ、という点ではあまりアテにできないけど、
イタリア人って本気になると、プロフェッショナルという点で、ものすごくデキる人たちなので(笑)、期待するしかないかな・・・と。
でも、若い時、ディスコのトイレで男の子にからまれたとき、イタリア人は誰も助けてくれず、助けてくれたのはアルゼンチンの子たちでした。なので、基本、イタリア人には何も求めていません。
今日のパリのマニフェスト、私も心の中で参加していました。
でも、何に対して、かなと考えてみて、多くの人が言っていたような
「表現の自由を守るため」ではないな、と感じました。
おそらく、テロに屈しない、テロは怖くないから町に出る、そういうアピールのためかな。
日本の新聞に、ヘイトスピーチという言葉がよく登場しますよね。
最近、日本のことに疎いのですが、
ヘイトスピーチなのか、表現の自由、なのか。
自由・平等・博愛の国フランス。
今回、広場で「自由」を叫び、鉛筆を掲げていた人たち。他の宗教を侮辱する発言にも寛容でいられるのかな、と思っていました。メディアが巨大な化け物と化している今の世の中で、私たちにはソーシャルネットワークがあるけれど、表現は誰に対しても平等に自由だけど、その影響力は平等じゃないんだよな、と、そんなことを考えていました。
なんだか、どうでもいい話になってしまいました。
ミラノに来られる方は、ジプシーのスリにご用心ください。

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