日記

ここ数日、霧の日が続いています。

ミラノ名物の霧。。。ということで、南イタリアから来られた方の中には、あの有名なミラノの霧を見たとばかりに喜ばれる方もいます。日本にいた時は、霧って寒い日の朝にかかる気候現象くらいに思ってましたが、れっきとした天気(晴れ、雨、とか)の種類だったんですね。今日の天気は?霧です、って。霧雨に近くて、気がついたら鞄に水滴が、ってこともあるし、風に乗って砂埃が飛んできてるんかなって思ったら霧だった、とかありますが。霧を見て幻想的だと思うのか、不気味だと思うのか、好きに勝手に決めていいんだ、と知ったのはつい最近で、というか。霧の向こうに闇が隠されている、と考える人は、霧を見て怖いと感じるだろうし、幻想的だと思う人はロマンチックな絵を描いているわけですよね。ここ最近の私にとっての霧は、見たくないモノを覆ってくれるシート。。。なんか精神分析できますが、霧がかかっていると見慣れた景色も変化します。ミラノに来て10年。霧って邪魔くさい、洗濯もの乾かない、って言うだけのミラネーゼにはなりたくないな〜〜。

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