さて、おととい首相がFase2(第2段階)の概要を発表し、
悲喜こもごも、いろいろあったかと思います。
いよいよ5月4日から活動再開、準備が始まりました!
一番突っ込みどころが多かった
親族との再会OK。
安定的な(Stabile)な関係にある恋人もOK→線引きが難しい
でも、肉体的接触は避ける
とか笑。
おじには会えるのに、恋人と会えない。って笑
公共交通機関でのソーシャルディスタンス確保が大きな懸案事項で、
車内に立ち位置マークをつける、みたいなこともやっているようです。
ま、いろいろありますが、
個人事業主&フリーランス支援金の600ユーロ。
ようやく申請できました。
サイトにつながるのにパスワードが必要で、
1か月待っても来ず。
月末締め切りだから、とハラハラしていたのですが、
電話してみたら、パスワードの一部だけでOKと言われました。
こちらではパスワードの前半部分がSMSで送られてきて、
後半が通常郵便で送られてくる、
というシステムがよく使われています。
あ、あとね、こっちではパスワードが一定期間で期限切れになる。
定期的に変更させられるところが多いです。
話は戻って、パスワード発行が遅れているという自覚があるのか、
今は前半部分だけでログイン可能になっていて、
数クリックだけで申請完了となりました。
最初はおそらく、あれこれ入力項目があったと思うし、
何しろ初日サーバーダウンしたくらいアクセス数も多かったみたいだけど、
今は驚くほど簡単になっていました。
来月からは800ユーロがワンクリックで申請できるかも、だそうです。
で、このパスワード以外にもSPIDというものでログイン可能なのですが、
Desital Identity Public Service
郵便局でも取得できるというので行ったところ、
保険証の期限が切れていたため作れず、
保険証の更新を依頼。。。
普段なら3日ほどで届くのに、やっぱり来ません。
が、申請はオンラインでワンクリックでした。
納税者番号というのがあって、そこに全データが集約されている。
便利なシステムだなと思いました。
今は毎日の売り上げも直接お役所に送られるようになっています。
で、あとは政府100%補償の借り入れ金。
こちらは銀行が作った雛形に必要項目だけ入れ込む形。
エクセルに買入金額と返済期間を入力すると、
利子計算、月々の返済額を出してくれ、
それをもとに契約書を作ってくれる、という。
で、印刷、サインをして、PDFにして送る、と
ここはまだまだアナログだけど、
銀行に行かずして借入契約ができるというのは便利。
センターにメールを送った翌日に支店の担当者から連絡がありました。
ちなみにこちらのフォームもやはり初日はバグがあって
2日後くらいにようやく入力可能になっていたけれど、
先日見たら、更に更新されたフォームになっていました。
やりながら少しずつ進化していく国なのかな、っと。
この柔軟さがこの国の強さかな、と思うことがあります。
あとね、市の商品券(EUからの支援金)ですが、
これは申請書に読解力が必要で
オンラインフォームにはなっているものの、
イタリア人とひぃひぃ言いながら申請しました。
プリペイドカードか、アプリの電子マネーから選べて、
私はアプリの方にしたのですが、連絡がまだ来ず。
プリカの方は警察がお届けに参るということでしたので、
こっちじゃなくてよかった。
システムの先進的なところと、事務作業の必要以上に遅いところ、
なんともチグハグな国です。
私たち小売店の再開は18日に後ろ倒しになりました。
4日だと思って用意していただけに、気持ちがぐっと落ちましたが、
4日からの再開に失敗して18日がぽしゃらないことだけを祈っています。
ヘア、エステサロンは6月1日からですので、
本当に大変かと思います。
今は政府がむちゃブリ気味にお金をばらまいている印象を持ちますが、
この先どうなっていくことやら。
また状況、紹介していきますね。
暇つぶしにシャツ作りました。
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