サイーダさん一家のラマダン

ひとりごと
JUGEMテーマ:海外生活

 
お隣のチュニジア人一家のお母さん、サイーダさんが
お料理を作ってもってきてくれました。
たまに、おすそわけをいただいています。

トマト味のピラフです。
とてもサラサラしていて、スパイスが効いていて、
ちょっぴり辛い。
前にいただいたクスクスもそうだったけど、
水っぽくないのと、日本やイタリアにはないスパイスの風味が特徴。
今、お隣一家はラマダン中。
夕ご飯は20時5分から。毎晩がフェスタなのよ、と話していました。
朝は6時45分までに、たらふく詰め込むそうです。
どう?と聞くと、「喉が渇くのよ」と言っていました。
でも、もう慣れているから平気、なのだそう。
4歳の子供がいるのですが、夏休みでチュニジアに2か月帰っていて、
戻ってきたら身長が10㎝くらい伸びていました。
育ち盛りなのか、田舎の空気がよほど美味しかったのか。
ちびっこだったのに、少年になっていました。
彼はラマダン、ツラいらしく、毎晩6時を過ぎるとベランダに出ては
ぎゃーーーー!!と騒ぎ出します。
家にいると、豪華な夕食に備えて料理中の、
その匂いに負けてしまうんだそう・・・。
かわいそうに。
小さい子供はまず1日数時間の断食から始めて、
少しづつ断食時間を延ばしていって、慣らすのだそう。
街中で見かけるアラブ系移民の中には
道端でタバコをポイ捨てしてたり、
マクドナルドに座っている姿も見かけたりしますが、
そんなイスラム教徒たちに、隣のちびっこの頑張りを
見せてやりたい!
と思うくらい、うめき&わめきながら頑張ってますよ。

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