ちょっと待って

ひとりごと

夏休みもボチボチ終わりかけ、バカンスから戻った人がお店に来てくれています。

今年はあまりお金使えないから、パリに行ってきた

なんて、素敵✨なことを言ってしまうのもミラネーゼらしい。もう、パリなんて国内旅行に行く感覚、である反面、イタリア国内の方が高いという現実。プーリア州やアマルフィなどはハリウッドのセレブが押し寄せ、価格が高騰。今年は宿予約を巡る詐欺も多く発覚していました。

ミラノから国内旅行感覚で旅を出来る都市と、ミラノに来る外国人がどこから来ているかは、結構一致する。そう、格安航空機が飛んでいる都市。アムス、アテネ、パリ、ロンドン、バルセロナなど。今年もたくさんの外国人観光客がお店に来ました。

片言で日本語を話す人もいて、漫画を見て覚えたという人も多い。ありがとう、こんにちは、私は○◯です、というのが定番、というか、だいたい皆が披露してくれるカタコトの日本語。

意外なところで、「ちょっと待って」があります。これって有名なフレーズなの?ドラマとかアニメとか?不思議に思って考えみたら、実は使うこと多いですよね。私なんてお客様に3回は絶対使う(笑)。皆さんはどうですか?普段、無意識に連発してたりしませんか?

外国の人から気付かされる事って、ありますよね。新しい人と出会えて、新たな発見が多い夏休みシーズンが楽しいです。私は夏は観光客のためにお店を開けて、冬休みを取る派です。なーんて、本当は7月に税金を納め、働かざるを得ないのですが、でも夏は楽しいです。

余談。光熱費が3倍近くなったことで閉店に追い込まれるレストランだの、光熱費を考えて稼働できない工場だの、というニュースが目に付きます。うちもお客様がいる時だけ冷房を付けたりしていますが、個人商店では電気も消してるとこ、あります。欧州のお客様は、この措置へ理解を示してくれます。逆に、ドア開放して冷房付けてる大型店舗がバッシング受けたり。日本はどうでしょうか? 昔は冷房効きすぎで寒い場所が多かったですが。

アウトレット・ツアーのバス。朝9時半頃だけど、毎朝人だかりが出来ています

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