小売店を経営している私にとっては、いつまで営業停止が続くのかが大きな問題です。
意味が分からない外出規制の強化。
ジョギングをする人で公園が大混雑だった、とかで、運動のための外出まで規制されるようになりました。
自己申告書を所持していれば、正当な理由のある場合の外出は認められます。
●仕事上の理由
●必要とされる状況
●健康上の理由
●帰宅のため
2番目はスーパーへお買い物へ行く場合
3番目は薬局へ行く場合など
4番目は、つまり往復分の書類の持参が必要ということです。
今、ミラノで開いている店は食料品を売っているお店か薬局。
生活必需品ということで携帯電話関係のお店も開いていたりしました。
これね、ここです、問題は。
イタリア人、しゃべらずには生きていけない。
先日、堀江貴文さんがウィルス専門家へのインタビューをYoutubeで上げていましたが、
その中で、日本では満員電車でも、誰も話さないから菌が飛ばない、
というような話をしていました。
一方イタリア。車両に3人しかいない場合でも、ほぼほぼ誰かしら、電話で話しているか、連れ合いと話しています。
当然のことながら、話す人はマスクをしていません。
１ｍ以上距離を開けるように、というアナウンスが繰り返されていますが、
１ｍ離れているがために、お互いが大声で話す、
という状況が見られます。
特にスーパーの入場待ちの列でよくあります。
30分以上も黙ってじっと立っているなんて、イタリア人にできるはずがありませんから。
距離を取りながら、距離があるがゆえに、大声で話す。
話すときは、マスクを外す。
外出禁止の暗い状況を少しでも明るくしようと、
ベランダに出てみんなで一斉に歌いましょう
なんてフラッシュモブもありました。
飛沫感染、の意味が分かっていないのでしょうか。
それとも、今回の規制強化は、空気感染もありうる、という状況を意味しているのでしょうか。
外出に軍隊まで出動する。
そして、検問で、言い訳のために唾を飛ばす。
早く収まってくれないと困るのですが、
そもそも飛沫感染、の意識をみんなが持っていないうちは、
状況はよくならない気もします。
外出してもいいけど、飛沫を飛ばすな（しゃべるな）
と言ってほしいのですが。
日本の皆さん、マスク対策は万全かと思いますので、
手袋、忘れずに。
ご用心ください。
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