国際返信切手券

日記

日本から戸籍謄本を取り寄せるのに、

国際返信切手券を送付

とあったので、恐る恐る買いにいきました。

今時、国際返信切手なんて本当に流通してんのかいな。

ミラノで一番大きいCordusioの郵便局。

最初、記念切手を販売する別棟に行くように言われ、

行ってみると

「昔はあったけどね、今はもうないよ」。

だよね、80年代の代物だものね。

「まだ使っている人がいるなんて知らなかった」

とまで言われてしまった。

泣く泣く、通常窓口に戻って説明。

担当者は何言ってるのかさっぱり分からない

と。

イタリア語が分からずInternational Reply Coupon

と言ったので、

クーポンなんて、うちにはないよ、とか

見当もつかない

とか言われ、追い返されないよう、下手に出て説明。

そうだよね。今、Email時代だから手紙書く人なんていないし、国際文通なんて、ほぼないもんね。知らなくても、あなたは悪くないわ。みんなから忘れられた過去の商品だからよ。

さらには

日本は古いの、遅れてるのよ。いまだにファックス使ってるし、電話帳だってまだ存在するのよ。

と、自虐までしてなだめ、

ようやく郵便局のことなら何でも知ってる、という人につないでくれました。

手紙オタクのような人で、

うれしいわ。知っている人が少なくても、ちゃんとあるわよ。

というより、職員が知らないなんて恥ずかしいわ。ごめんなさいね。

とまで言ってくれて

出してきたのがこちらー。ててーん。

素敵ー!

こんな素敵な券ならば、もっともっと流通してほしい!

けど、マジで、令和の時代にこんなアナログなことしてていいのかー、新宿区!!

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